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最近のDXに対する強烈な違和感

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最近ジムの入室が物理カードでなくスマホからできるようになったのだが、強烈に面倒さを感じるようになった。

物理カードの時はカードリーダーにかざすだけで良かったのだが、スマホになってからは何工程も挟んだ上でQRコードをかざさなければならない。

具体的にこのような工程となっている。

  1. スマホを取り出す
  2. 画面を開く
  3. ブラウザを開く
  4. ジムの会員ページにログインする
  5. QRコードを表示させる
  6. コードリーダーにQRコードをかざす
  7. 上手く読み込めなかったら画面を明るくして再度QRコードをかざす
  8. やっとドアが解錠される

入室時に毎回これをやらないとならない。

物理カードだと

  1. カードを取り出す
  2. カードリーダーにかざす
  3. ドアが解錠される

で済んでいたためシームレスに入室できたが、スマホだと数秒で開錠することはできない。
一番面倒なのはQRコードで、小さいコードリーダーにコードの位置を合わせなければならない。コードが読み込める位置にあるか分かりづらく、さらに画面を明るくしなければ読み込めない場合もある。
明らかに入室時の体験が低下しているが、利用者目線でbefore afterを考えなかったのだろう。
製品を作っている企業は日経が公表しているスタートアップ調達額ランキングに入っており、我が国に不安を覚えてしまった。
また、他のインタビュー記事では「とくにUI/UXはこだわっています。」とあったが、こだわりが分かるようにより一層プロダクトにブラッシュアップいただきたい。
おまけにシステム障害でQRコードが表示できない事件も起きた。

DX化自体は否定しないものの、ユーザーを犠牲にするDXはやってはいけないと思う。

コストコでは入場時にスタッフが会員カードをチェックしていたが、セルフチェック機能を導入し始めており、お客は会員カードのコードを機械にかざすだけで良くなった。
入場がシームレスになり人力チェックによる抜け漏れも防げるためwin-winである。
こういうのが、DXのあるべき理想像だと考えている。